WC2006準々決勝を予想してみる(2)

アルヘン犬

それでは第2回目、2試合いってみよう。

イングランド vs ポルトガル

タレントを揃えたイングランドに比べて、ポルトガルは1回戦で2人もレッド退場者を出してこの試合出場不能のうえに、若手の期待株C・ロナウドも前回負傷退場してどうなるか微妙。よって2-0でイングランドが勝つとみた。
個人的な贔屓はポルトガルで、正直な話イングランドがそれ程強いようには見えないのだが、なんでもちっとも強そうに見えない時が一番イングランドチームの良い状態だそうなので、まぁ普通に勝つのではないだろうか。いずれにせよ、ポルトガルはチーム状態が悪すぎる。フィーゴの試合をもう少し見たいんだが、まぁ無理だろうな・・。

ブラジル vs フランス

フランスチーム予選1回戦を見たとき、「うわぁ、こりゃ上手いチームだなぁ。流石だ」と、妙にオレは感心してしまった。結果としてその対スイス戦はスコアレスドローに終わったわけだが、まぁ初戦だしこんなもんじゃねぇの?スイスも後半はガチガチに守りに入ってたし、フランスワントップのアンリは機能してなかったように見えたけど、とにかくDFの安定感が抜群で点を取られるようには見えなかった。ジダンを核とする中盤は上々の出来だったので、攻撃はこの先調整していけばかなり強いんじゃないか?そう思っていたんだが、ネットやメディアの評判はフランスチームに対して酷評ばかりで予選通過すら危ぶむ声もあがっていた。オレは自分の見る目の無さにガックリきたもんだ。案の定その後の韓国戦を1-1で引き分け、最後のトーゴ戦はようやく勝ったものの予選リーグは2位で通過。決勝1回戦は強豪スペインと当たる事になった。フランス、そしてジダンももう終わりか、なんせ相手スペインだもんな。そう思った。大違いだった。フランス対スペインは凄い試合だった。オレは初めてサッカーの中継で90分間テンションを保ったまま一度も目を離すことなく、タイムアップまで見届けることが出来た。
さて一方のブラジルだが、フランスどうこう以前にこのチーム強いわな。ぶっちゃけ優勝候補だろう。というか、いろいろ予想していてなんだけど、決勝はドイツ‐ブラジルで決まりだと思う。予選はどう見ても全力出し切ってるように見えなかったし、決勝1回戦のガーナ戦で見せたスピードは凄まじかった。相手のガーナも結構なスピードを見せるチームだっただけに、試合中のボールと選手の動くスピードは並みのサッカーのそれじゃなかった。誰がこのチームを止められるのか。誰も無理じゃね?
そういうわけで予想は2-1でブラジル。フランスも強いはずだが、なんというかスペイン戦でやれるだけやりきってしまったように思う。ジダンもそうだけどマケレレとかも歳だし、この先あのパフォーマンスを発揮し続けるのは体力的に無理があると感じる。個人的な贔屓はフランス。ジダンの他、マケレレビエラがここまで頑張るとは思ってなかっただけに終わってしまうのは惜しい、が・・。